本家雅衣個展 liquid
2026年2月4日(水)- 15日(日)
1-7pm
休廊日:2/9月、2/10火

下北沢アーツは本家雅衣東京初個展「liquid」を開催いたします。本家雅衣は1999年大阪府生まれ、2023年京都市立芸術大学美術学部卒業、2025年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程修了し、現在大阪府内で活動をしています。
幼い頃から絵を描くことが好きだった本家。保育園の頃にシャチを初めて見た時、その躍動する滑らかな身体の格好良さに惚れ、毎週動物園や水族館に通うようになりました。そして、大学進学を機に絵に本格的に向き合い始めてからも、一貫して動物を描いています。
本家は、愛犬の死などをきっかけに「生きてるってどういうことなんやろう?」と今も生命や生と死について真剣に考え続けています。生命は間違いなく1個だけれど、1人では生きていけない。周囲の人間、動物、植物など環境が無いと生きていくことはできない。そのことを表現するために、作品内では木炭で大きな流れが現れ、その中の一部として生き物が浮かび上がります。
どんなに小さくても大きくても、この世界に欠かすことのできない存在として、1個の生命を生きている生き物たち。途切れることなく続いていく生命エネルギーの一端を大河の流れのように描き出した、厳しくも美しい本家雅衣の豊かなモノクロームの世界をぜひご高覧ください。
アーティスト・ステイトメント
動物や生き物が小さな頃から好きでした。
好きの一言で表すのは難しいですが、
生きているということの苦しさ、儚さ、グロテスクなところまで、決して美しいだけではない“生命” の根源的な姿を教えてくれているように感じます。
私は彼らの姿に憧れのようなものを抱いているのかもしれません。
自分は何者か。この世界は、生命はどんな形か。生きるとはどういうことか。
私の目を通し、見えた姿を絵にしています。
個展「liquid」について
生命の境界について
コップに入った水を飲むと、その水は身体の中で循環し、やがて排出される。
吸い込んだ空気は体内に取り込まれ、エネルギーに変換される。
外の環境や五感の影響によって、思考や性格は大きく変化する。
人は、生物は
どこからが自身の「 内」 側で、どこからが「 外」 なのでしょう。
私を含め、人は全てに名前を付け、区別、認識したがる生き物です。
しかし、そんな事も無意味なのではないかと思わせるほど、世界は多様に変化し続け、我々は「外」と繋がり、入れ替わり続けている。
私は人間と自然、自身と他者、生命と非生命に境界はなく、この世界が一つの大きな液体のように感じることがあります。
隔てられた壁は溶け始め、自身は他者になり、他者は自身になる。
曖昧で混沌な世界。
離れたり、くっついたり、
その間で我々は何者なのか
問われているような気がするのです。




本家雅衣(ほんけまい)
1999年2月 大阪府生まれ
2023年 京都市立芸術大学美術学部卒業
2025年 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程修了
現在、大阪府内で制作活動を行なっている。
好きな作家:竹内栖鳳、石崎光瑤、エルンスト・ヘッケルの生物画
個展
2024年12月「 刹那のあかし」芝田町画廊 、大阪
グループ展
2025年5月二人展「そこに佇むモノたちよ」芝田町画廊、大阪
2024年10月「 OSAKA ART MARKET2024」グランフロント大阪、大阪
2024年8月「 名古屋栄三越にモンキーセンターがやってきた!」名古屋栄三越、愛知
2024年7月「FRAGILE」 みうらじろうギャラリー、東京
2021年6月「 まぶたのうらがわ」京都市立芸術大学小ギャラリー、京都
受賞
2024年3月「京都烏丸六角アートプロジェクト展」入選

